新米陸士の1日

元陸上自衛官で、兼業農家のMasahikoです。今回は「新米陸士の1日」のテーマで、新隊員教育を終えた新米の陸士が部隊でどのような生活を送っているかについて簡単に紹介しようと思います。時系列でズラズラと説明していきますので、気楽に見て下さい。私は、整備部隊の出身ですので、整備部隊での陸士当時の私を例に説明していきます。

1 起床 0600 隊舎の前での点呼  上着を着て各班ごと整列し、当直の点呼を受けます。

2 朝食 0615 食堂で朝食   自衛官のすごいところは、起きてすぐ朝食が食べられることです。

3 掃除 0700 清掃  自分の部屋や公共場所を清掃します。やるのは、陸士です。陸曹はほとんどやりません。文句をいいながらやります。

4 朝礼 0800 各中隊等ごとに集合して体操です。前に出て体操の音頭をとります。やるのは陸士です。下手くそだと後からしばかれます。

5 国旗掲揚 0815

6 午前中の作業開始 0830頃 まず、上司の陸曹にコーヒーを出します。まずいと言われて腹がたちます。その後、先輩陸曹がやる整備の補助をします。部品を取りに行ったり、工具を渡したりします。たまに、先輩に整備をやってみろと言われて、やらせてもらいます。できないので、しばかれます。スパナでヘルメットの上から叩かれます。でも、ヘルメットの上からなので痛くありません。

7 昼食及び休憩 1200〜1300 食堂で昼食を食べます。厚生センターにあるATMから貯金を引き出します。たまに、コンビニで買い物をします。

8 午後の課業開始 1300 昼礼があります。たまに、昼寝をして寝過ごします。先輩にものすごくしばかれます。自衛官は時間厳守が基本だからです。その後、午前中の作業の続きをします。

9 後片付け 1630頃 作業が途中であっても必ずそのままにせず、後片付けをします。今思うと、これはすごい大事なことです。自衛隊は、災害派遣対応など常に即応態勢を維持しなければなりません。後片付けをしておかないと、いざというときに真っ先に行動できません。ですから、課業終了前に工具などを元の場所に戻して、事態が起きたときにすぐに対応できるようにしておきます。

10 終礼 1700 朝礼と同様に各中隊ごとに集まって終礼です。先任陸曹が、その日の命令や次の日の予定を達します。その後、中隊長が簡単に話をして課業終了です。陸士の頃はこの時間になると外出の事ばかり考えて中隊長の話なんて聞いてません。

11 夕食 1730 食堂で夕食を食べます。早く外出するために急いで食べます。食事を食べないで外出すると、部隊の食事率が下がるので絶対に食べて外出します。今では、食べないと規則違反で処分されます。

12 外出 1730〜2230頃 自由な時間です。当直室で外出許可証をもらいます。その後、風呂に入って、作業服のアイロンを掛けます。終わるのがだいたい1830頃です。終わったら、私有車に乗って外出です。人それぞれ過ごし方は違いますが、自由な時間を過ごします。

13 外出許可証返納 外出から帰ったら外出許可証を返納します。門限ギリギリに帰ると当直にしばかれます。理由は、その日の夜中に先輩当直が駐屯地見回りの任務があるので早く寝たいからです。でも、そんなの私には関係ないので、時間ギリギリまで遊んで帰ります。

こんな感じで毎日過ごしていました。今思うともったいないことをしたなと思います。食事も出してもらい、風呂にも入れる。こんな贅沢はありません。この時期にもう少し英語など身につけておけば、自衛隊退職後の月給が23万にならなかっただろうと思います。本当に後悔しています。今、陸士の皆さん、これから自衛隊に入隊する皆さんはこうならないようにしましょう。

 

 

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