陸上自衛隊最強部隊はどの部隊(普通科連隊編)?

元陸上自衛官で、兼業農家のMasahikoです。今回は、陸上自衛隊最強部隊の普通科連隊編ということで、全国に約40ほどある普通科連隊の最強部隊について紹介しようと思います。正直、全国の普通科連隊の最強部隊はわかりません。というのも全国の普通科連隊が同じ場所で競い合う場面がないのです。そのため、何かしらの基準を基に最強部隊はどの部隊なのかを決めなければなりません。今回は、FTC(富士トレーニングセンター)と呼ばれる陸上自衛隊で唯一実戦的な訓練が実施できるところでの戦績を基にどの部隊が最強なのかを考えていこうと思います。

最初に、簡単にFTCについて紹介しようと思います。一言でいえば、FTCはリアルな戦争ゲームができることろです。実際に小銃や大砲を撃つことができないので、小銃の射撃の代わりにレーザービームを使ったり、大砲が落ちたところを模擬的に現示して、隊員を負傷させたりすることができます。隊員は実際に撃たれるとピーピーと音がなり、負傷具合がわかります。また、いつ誰に撃たれたのかは、全てサーバーで保存されています。

戦争ゲームの相手のことを陸上自衛隊は対抗部隊と呼びます。この対抗部隊も陸上自衛隊の隊員が実際にやっています。ですから、空想上のゲームではなく実戦の訓練なのです。実は、このFTCの対抗部隊である部隊訓練評価隊は、2000年に創隊されていますが、2019年まで不敗でした。いままで、FTCの対抗部隊に勝った部隊はいなかったのです。2019年にこの不敗神話を崩壊させる部隊が現れたのです。その部隊は、青森県弘前市に駐屯する第39普通科連隊です。第39普通科連隊基幹の普通科中隊がFTCの対抗部隊に勝利したのです。

敵の迷彩服です。同じ迷彩ではリアル感も欠けてしまいます。でも、この迷彩服で通勤している隊員を見るとびっくりしてしまいますよね。(防衛省HPより)

FTCは、中隊規模しか戦争ゲームをすることができません。(陸上自衛隊で戦争ゲームというと怒られます。ゲームではなく、実戦の場ですから)なので、第39普通科連隊の全隊員が参加したわけではありませんが、本部管理中隊の各小隊をはじめ、第39普通科連隊の総力を結集して勝ち取った結果なので、間違いなく第39普通科連隊は全国でも屈指の実力を保持する最強の普通科連隊の一つと言えるでしょう。

今後は、HTCと呼ばれる普通科連隊規模の戦争ゲーム(現役自衛官の皆さんごめんなさい)ができる施設も北海道に設立されるようです。このHTCで多くの部隊が訓練することで、最強の普通科連隊がどの部隊なのかはっきりすると思います。約40コある普通科連隊すべてが訓練を終えるのは数年先になってしまうと思いますが、ぜひ結果を知りたいですね。あまりにひどいと連隊長の左遷なんてのもあるんですかね?

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