初めての予備自衛官招集訓練参加

訓練会場の青森駐屯地体育館です。今の季節は流石に外での訓練はきついですね。

元陸上自衛官で兼業農家のMasahikoです。自衛隊を退職して2年目ということで、5日間の予備自衛官の招集訓練に参加しなければなりません。今回は、青森駐屯地で実施された訓練に参加しました。本来であれば5日間訓練に参加しなければならないのですが、仕事を休むことができなかったため、11月22日と23日の2日間だけ訓練に参加しました。

戦闘服を着たのは去年の10月の台風19号による災害派遣以来です。

テーマで初めての予備自衛官招集訓練と謳ってますが、実は1年目に1日だけ予備自衛官招集訓練がありました。このときは、予備自衛官の任務や身分などを半日くらい説明されて終わりました。ですから、訓練らしい訓練は今回が始めてです。

今回、予備自衛官招集訓練を担任してくれたのは、第5普通科連隊の重迫撃砲中隊でした。この第5普通科連隊は、髭の隊長こと、現在の参議院議員の佐藤正久氏が中隊長として赴任された部隊です。また、旧日本軍の第5歩兵連隊の伝統を受け継ぐ部隊として有名です。八甲田雪中行軍遭難事件が第5歩兵連隊を有名にしている感じですね。

今回、第5普通科連隊の重迫撃砲中隊に教育をしてもらいましたが、若い隊員が熱心に教育してくれましたし、中堅陸曹クラスもテキパキと補給品支給をやっていました。改めて感じましたが、東北の隊員は本当に真面目です。与えらたことを黙々とやる姿は本当に気持ちがいいものです。

私は、数年前に第6師団で中隊規模の隊長を努めていましたが、その時の師団長の川崎陸将も次のようにして言っていました。「東北の隊員は文句も言わず黙々とやる。本当に頼もしい。俺は、秋田の第21普通科連隊の連隊長もやった。本当に東北人が大好きだ。だから、中隊長はしっかりと面倒を見てやれ」

東北人の美徳は、文句も言わずしっかりと任務を全うすることです。ですから、基本的に黙々とやります。時には、上司として意図している方向と別の方向に向いてしまっていることがあります。ですから、幹部の方は、実行の監督をしっかりとすることが重要です。健康状態だけでなく、現在の状況、今後の行動などしっかりと聞いてやって下さい。そうすれば、最高の結果を得られるでしょう。

訓練の話に戻ります。1日目に、健康診断を受けた後、訓練が始まりました。私は、退職時の階級が3佐だったので予備自衛官の階級も3佐です。3佐以上の階級だと予備自衛官の教育の内容もちょっと違うようです。1日目の午後から師団司令部が担当して、自衛隊の現在の編成や最新の防衛法制などを教育してもらいました。2日目は、衛生教育などをしてもらいました。殆どが、座学と言われる聞くだけの講義でしたが、退職後に自衛隊が大きく変化していて興味があることばかりだったので私としては楽しく聞くことができました。まあ、定年退職したおっちゃん達はみんな眠そうな顔してましたね。なんと言っても定年退職以外の参加者はわたしだけですから。本来であれば、体力測定や拳銃射撃などを5日間の教育でやるのですが、今回は2日間の教育だったので殆どが座学でした。

最後に、今回の予備自衛官の手当について紹介して終わろうと思います。予備自衛官の訓練手当は階級に関係なく1日あたり8, 100円です。その他、駐屯地までの移動距離が7km以上だと往復の交通費が支給されます。実際には、源泉徴収されますのでこの金額より少なくなります。 私としては、手当以上の価値がある訓練でした。自衛隊の食事も久しぶりに食べることができました。元自衛官にはちょっときついですね、量が半端ないです。

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