自衛隊殉職隊員追悼式

元陸上自衛官で兼業農家のMasahikoです。令和2年11月7日、自衛隊殉職隊員追悼式が行われました。

自衛隊殉職隊員追悼式は、任務遂行中に不幸にして職に殉じた隊員を追悼するために防衛大臣の主催により、昭和32年から実施されているものです。今年の顕彰者の数は25柱(内訳:陸自14柱、海自8柱、空自2柱、北関東防衛局1柱)となっています。いうまでもなく、自衛隊は常に危険と隣り合わせで様々な活動を行っています。航空自衛隊のスクランブル発進をはじめとした防衛任務や各種災害発生時の災害派遣、日頃の訓練など危険なことばかりだと言えます。しかしながら、危険だからといってやらないわけにはいきません。そのため、自衛隊は安全管理を非常に重要視しています。安全管理を万全にすることによって、危険を最小限にする努力を行っているのです。機会があれば、安全管理についても今後紹介していこうと思います。

今年は、コロナ禍の影響もあり、参列者は内閣総理大臣をはじめ、最小限で行われたようです。国に命を捧げてくださった顕彰者様のために多くの方に参加してほしいところですが、本当に今回だけはどうしようもないという感じです。

防衛省のHPで今までの顕彰者数の累計が紹介されていました。

2,001柱(陸自 1074柱、海自467柱、空自430柱、機関30柱)

となっています。昭和32年から2001名の方が任務遂行中に亡くなっています。この人数は、恐らく公務認定された方々だと思います。恐らくこれ以外にも訓練中に亡くなった方は多数おられます。どれくらいの方が亡くなったか想像もつきませんが、この方々のおかげで日本の平和が今もなお維持されています。

今回の追悼式に置いて、菅内閣総理大臣は、「尊い犠牲を無にせず、遺志を受け継ぎ、国民の命と平和な暮らしを守り抜く」と述べています。内閣総理大臣は、自衛隊の最高指揮官ですから、自衛隊員の死を無駄にしないよう我が国の平和を、外交努力によって守り抜いてほしいものです。ちょっとだけ脱線しますが、10月22日に全国殉職警察職員・警察協力殉難者慰霊祭が行われています。こちらは、警察の殉職者や人名を救助しようとして殉難した方を追悼する慰霊祭です。このように、国のために殉じた方々がしっかりと追悼されていることを、日本国国民として本当に誇りに思います。

これは、弔銃というもので小銃の空包を鳴らすことで、弔意を表するものです。(防衛省HPより)

自衛官は、入隊時に「服務の宣誓」を行います。この宣誓文の中に、「事に臨んでは危険を顧みず身を持って責務の完遂に務める」という文言があります。つまり、自分の命を掛けても国民を守ることを誓うのです。自分の命より国民の命を優先するのです。だから自衛官は本当にすごい人たちなのです。訓練などで、高速のPAなどで自衛官を見ることがあると思いますが、「頑張って」と声をかけてあげて下さい。私も現役時代、そんな国民の方の声が励みでした。

 

 

 

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