20式小銃

今回は、5月18日に一般公開された、陸上自衛隊が新たに導入する20式小銃について紹介したいと思います。元陸上自衛官で実際に小銃や拳銃を扱ってきた経験から20式小銃の特徴について紹介したいと思います。

一目見て思ったのが、89式小銃に比べて携行性を向上させているなと感じました。89式小銃は、銃身部を被筒で覆っていました。その被筒をなくして、銃身部が半分くらいむき出しになっています。その被筒も所々がくり貫かれていて軽量化が図られています。また、実際に見たわけではありませんので、正確なところはわかりませんが、肩当ての部分が89式小銃に比べると短くなっているように見えました。(調べたところ、肩当てが伸縮式になっているようです。)

報道陣への説明でも述べているように、排水性や防錆性が向上したということですので、水際での使用をかなり意識した作りとなっています。つまりは、離島防衛において個人レベルでの装備を充実させているということです。小銃というアイテムは注目度が高いことから報道陣に対して公開を行っていますが、その他の需品装備品と言われる戦闘服やリュックサック(自衛隊では背のうと言います)なども逐次、水際作戦使用の物ができています。

通常、3佐は小銃ではなく拳銃が個人装備火器です。
もしかしたら、水陸機動団は3佐クラスも小銃を携行するのかもしれません。

水陸両用車などに比べれば、本当に小さなことかもしれませんが、小銃のようなスモールアイテムまで充実させているという陸上自衛隊の姿勢の表れです。昨今、尖閣諸島のみならず、我が国の領海周辺での他国の活動などが顕著に発生しています。この20式小銃が抑止力になるとは決して思いませんが、隊員と寝食を共にする小銃が我が国の防衛に寄与することを切に望みます。

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