新型コロナウイルスの脅威

私が現役時代、幸いにもインフルエンザなど流行性の病気にかかることはありませんでした。みなさんも気を付けてください。

元陸上自衛官で、兼業農家のMasahikoです。今年は、温かい日々が続いていますが、寒暖の差が激しいので皆さんも健康に留意されていると思います。そんな中、中国湖北省武漢市で新型コロナウイルスが蔓延し、世界を恐怖に陥れています。皆さんも本当に気を付けてください。皆さんもご存知だと思いますが、自衛隊の下士官は基本的に自衛隊の中で生活することを義務付けています。俗にいう寮生活です。ただし、結婚している人、30歳以上の2曹以上の人など条件を満たした場合に、自衛隊の外で暮らすことができます。寮生活の隊員は、個室ではなく各部屋に複数人が居住することになります。浴場や食堂など多くの隊員が利用するため、インフルエンザをはじめとした流行性の病気が発生すると瞬く間に蔓延します。俗にいう、パンデミック状態です。そうならないために、病気になった隊員は、自衛隊の外で暮らしている隊員であれば、病気が完全に回復するまで出勤を禁止します(家族の病気であれば家族が回復するまで)。寮生活の隊員は、病気になった隊員だけでなく接触した隊員も一般の居住施設から完全隔離します。

 平成21年に新型インフルエンザが流行しましたが、自衛隊も大流行しました。その時すでに幹部でしたが、土浦にある武器学校に教育入校していたため、寮生活を送っていました。一人の隊員がインフルエンザを発症し、その隊員と接触した隊員にもうつっている可能性があるため、多くの隊員を隔離することになりました。その後、あまりに多くの隊員が発症し、その隊員と接触しているすべての隊員を隔離しましたが、隔離施設が足りなくなるほど蔓延しました。本当に他人事ではないんです。いつ災害派遣が起こるかわからない中、インフルエンザにかかることは本当に国損なんです。(陸上自衛隊では、「非戦闘損耗」など皮肉った言い方をします)政府は、平成21年に発生した新型インフルエンザ流行の教訓を生かし、新型コロナウイルスが蔓延しないよう万全の対応をお願いしたいと思います。それでは要約です。

  • ご存知だと思いますが、下士官は基本的に寮生活です。(条件を満たせば、外で暮らすことは可能です)
  • 自衛隊は、寮生活の隊員が多いこともあり、パンデミックに陥りやすい。
  • 自衛隊の隊員がインフルエンザにかかることは国損(不足事態に対応できなくなる)

以上です。防衛省としても、隊員が病気にならないように対策を練っていると思います。万全を尽くしてほしいと思います。日々訓練に励み、災害派遣等のために昼夜を問わず待機してくれている隊員の健康を祈ります。

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